上海のバイク事情
中国では現在広州・東莞・杭州・珠海などの主要都市を中心に 「禁摩」という条例が次々に施行されています。「禁」は禁止、「摩」は摩托車(オートバイ)の意味で、すなわちバイク禁止です。原因はまずはひったくりなどの犯罪が絶えないため。また、人身事故の死亡率が高いため。もう一つは、オートバイというと後進国のイメージが強いため (生活の足として用いられるオートバイが大多数) 先進国化を遂げようとしている中国としては国のイメージを損なうため。などが挙げられます。 実際上海では、町中で走っているオートバイを減らすため、 オートバイの新規ナンバーは2・3年くらい前から発行されなくなりました。そして現行の2輪ナンバーは4輪ナンバーに変更可能となりました。 上海では4輪のナンバーはオークション方式で毎月5000枚前後しか発行されないため 高所得者層を中心に日本円で70万円前後で競り落とされております。 このような状況ですので2輪のナンバーを4輪ナンバーに変更し転売すると かなりのお金を稼ぐことができるので、2輪に乗るのをやめる人がほとんどという状況です。中国には基本的に外国のバイクが正規品は入ってこない状況(関税が確か150%くらい)なので、例えば上海市内で高級バイクに乗っていると一発で警察に止められます。 その時に正規品であればあるはずの書類がないと、車両没収となります。いったん没収となるとコネがない限り取り出すことは不可能ですので、公安局とコネのない人は市内ではほとんどバイクに乗りません。 ちなみに、先ほど書いた理由により新規ナンバーは取れませんので車両が正式に入ってきても、正式に街中で乗ることは基本的に無理です。 |
あとがき
このような状態なので、新型バイクなどは入手困難なようです。その為、欲しいバイクがある時は部品で輸入して現地で組み立てると言った状況との事。但し、この場合も正規に輸入は出来ません。日本に来た時に荷物として部品を持ち込む事は多いようです。また凄いのは、タイヤを手荷物として持ち込む事もあるそうで、中国にはタイヤバックと言うものも存在するらしい・・・。